内祝いは、いつ贈るものなの?

赤ちゃんが生まれた時に内祝いを贈るタイミング
赤ちゃんを無事に出産した際に、日本には内祝いを贈る習慣があります。これは、親戚や会社の上司に今まで支えてきてくれた感謝の気持ちを伝えるものです。初めて内祝いを贈る場合、どのタイミングで相手に渡せばいいのか戸惑ってしまうものですよね。一般的に赤ちゃんを出産してから一か月前後の時期に贈るのがマナーだと言われています。ちょうどお宮参りをするのと同じタイミングで相手に感謝を伝えることになります。
そもそも出産して間もない時期は、お母さんは赤ちゃんの面倒を見るのに必死な状態です。そのため、気が付いたら内祝いを贈るタイミングを逃してしまいがちです。そのようなことが起こらないように、妊娠中に品物選びから贈り先の目星などの準備をしておくと良いでしょう。
結婚式の内祝いを贈るタイミング
内祝いは子供が生まれた時だけでなく、結婚式に出席できなかった人に贈る内祝いもあります。結婚披露宴にきちんと出席された方には引き出物を渡しているので、内祝いを贈る必要は全くありません。一方、披露宴に出席できなかった方、招待できなくて結婚祝いをもらった場合、お返しとして結婚内祝いを贈る風習があるのです。タイミングとしては、挙式披露宴から一か月以内で贈るようにしましょう。あまりにも遅くなると失礼になるので、なるべく早く贈ることが大事です。品物の表書きには「内祝」、その下に苗字を筆で記入するのがマナーです。また、相手に送る際には、一度結ぶと解けないという意味がある金銀の結び切りの水引を使用しましょう。